~インマヌエル~ - 神さまが共にいてくださる -
保育者は、イエスさまの降誕物語を心に留め、クリスマスの意味を考えながらプロセスを大切に、子どもたちは日々の礼拝でイエスさまがお生まれになったお話を聞き、本当のクリスマスの意味を考えていきます。
羊飼い、博士たちは、布にくるまって飼葉おけの中に寝かされている赤ちゃんイエスさまにお会いし、どのような気持ちだったのでしょう。何を思ったのでしょう。深い喜びに満たされたのではないでしょうか。
私たちもアドヴェントの日々「『インマヌエル』神さまが共にいてくださる」ことを心に留めて、子どもたち一人ひとりに「あたたかな まなざしを」注ぎ、穏やかに過ごしましょう。
☆幼稚園の環境☆
・アドヴェント第1週目は、ピロティにクリスマスツリー、各保育室にポインセチアを飾りました。
・アドヴェント第2週目は、保育者手作りの装飾を窓辺に飾り、シクラメンを飾り、子どもたちを出迎えています。
・クリブ、聖画、アドヴェントクランツ、担任手作りアドヴェントカレンダーなど。
☆アドヴェントクランツ☆
幼稚園ではクリスマス物語の聖画を各保育室に飾り、アドヴェントクランツのローソクに火を灯して礼拝を守っています。ローソクは4本あり、1週ごとにローソクの灯火が増えていきます。1週目は希望の「預言のキャンドル」、2週目は平和の「天使のキャンドル」、3週目は喜びの「羊飼いのキャンドル」、4週目は愛の「ベツレヘムのキャンドル」の意味があります。次第にクリスマスが近づいてくることを、ローソクの灯火が増えていくことで感じてほしいと思います。
幼稚園では、少しずつ準備をしていくことで、クリスマスの訪れを待つ喜びを感じて欲しいと願っています。
今年はどのようなアドヴェントの日々を過ごし、クリスマスを迎えることができるでしょうか。待つ喜びをあじわいつつ、神さまの守りのなかで、豊かなときを過ごすことができますように。
「見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は「神は我々と共におられる」という意味である。(マタイによる福音書1章23節)
アウトドア派園長・あかぎ としゆき