愛されている自分
幼稚園には「大好きな先生がいる」、幼稚園で「自分のしてみたい遊びができる」、「お友だちと遊ぶことが楽しい」などの経験を通して、子どもたち自身は愛の中で生きている、生かされていると「愛情」を感じているのではないでしょうか。
愛されているという人間関係の中で、自己肯定感、自尊心、信頼感などが育ちます。このことは、今を生きる力、未来を生きていく力となります。
樹木の根は地上では見ることができません。樹木が育つ中で、根を張ることはとても大切です。根から水分、栄養を取って樹木は生長します。しっかりと根を張っていれば、強風が吹いても、大雨が降っても倒れることはありません。「愛」も目に見えません。樹木の根と同じです。
子どもたちが、自分は大切な存在であること、神さまに愛されている、周りの人から愛されている大切な存在であること、「愛されている自分」を思い続けてこれからも歩んでいってほしいと思います。
「あたたかな まなざしを」一人ひとりに注いで、子どもたちを支えたいですね。
アウトドア派園長・あかぎ としゆき