子どもの芽、保護者・保育者の目(まなざし)

2022.09.01

皆さま、夏休みはいかがお過ごしでしたか?
健康が支えられて2学期を迎えられたことを神さまに感謝します。新型コロナウイルス感染の影響により、未だ制限やストレスの多い毎日ですが、穏やかに過ごせることを祈ります。


さて、今月は「子どもの」、「大人の(まなざし)」について考えてみましょう。


子どもたちが日々歩む中で、人、自然、物等(環境)に出会います。その中で、動き出していく心のは様々あります。知りたい芽、自分で考える芽、自分で行動する芽、感謝する芽、友だちと遊びたい芽・・・。


子どもたちのを育てるために、わたしたち周りの大人(保護者・保育者)はどのような見る(まなざし)が必要なのでしょう。
私たち保育者の(まなざし)は
子ども自身が、自分をありのままに表現できる、包み込むようなあたたかな(まなざし)です。穏やかで安心な空間・雰囲気の中で子どもたちは生活できます。そして、自分の感情や先入観で見たり、修飾せずに、ありのまま子どもの姿を見る(まなざし)です。私たち保育者は、子どもを見る目(まなざし)があたたかで、澄んだものになるように、日々努力していきたいです。
保護者の方々の(まなざし)は、
「できる」「できない」といった価値基準で子どもをみる(まなざし)ではなく、子どものありのままを受け止める(まなざし)でいてあげましょう。
「オギャー」と生まれてきた喜ばしい時のことを思い出してください。常にという状況は難しいと思いますが、その時にお子さまに注がれた「まなざし」を忘れずに子どもに接してあげましょう。


子どもたちの周りにいる大人が、子どもたちの芽.を見落とさないように、穏やかであたたかなまなざしを注ぎ、子どもたちの育ちを支えていきましょう。


 

アウトドア派園長・あかぎ としゆき