~インマヌエル~ 神さまが共にいてくださる
~インマヌエル~ 神さまが共にいてくださる
今年の幼稚園のクリスマス礼拝・祝会は、12月17日、18日、19日に行われます。教会の暦では、今年は12月1日(日)からアドヴェントですが、本園はアドヴェントに入っています。
保育者は、イエスさまの降誕物語を心に留め、クリスマスの意味を考えつつ、そのプロセスを大切にします。子どもたちは、日々の礼拝でイエスさまがお生まれになった話を聞き、本当のクリスマスの意味を考えていきます。
飼い葉桶の中で布にくるまって寝かされている赤ちゃんイエスさまを見て、羊飼いや博士たちはどのような気持ちになったのでしょう。また何を思ったのでしょう。深い喜びに満たされたのではないでしょうか?
アドヴェントの日々「『インマヌエル』神さまが共にいてくださる」ことを心に留めて、子どもたち一人ひとりに「あたたかな まなざしを」注ぎ、穏やかに過ごしましょう。
この時期、街中は一気にクリスマスの装いになりますが、本園では少しずつクリスマスを待ち望むこととして、園の装飾も工夫を凝らし、少しずつ増やしていきます。
登降園時に、お子様と一緒に気づいていただければ嬉しいです。
☆アドヴェントクランツ☆
本園では、クリスマス物語の聖画を各保育室に飾り、アドヴェントクランツのろうそくに火を灯して、日々の礼拝を守っています。ろうそくは4本あり、1週ごとにろうそくの灯火が増えていきます。1週目は希望の「預言のキャンドル」、2週目は平和の「天使のキャンドル」、3週目は喜びの「羊飼いのキャンドル」、4週目は愛の「ベツレヘムのキャンドル」の意味があります。次第にクリスマスが近づいてくることを、ろうそくの灯火が増えていくことでも感じてほしいと思います。
今年はどのようなアドヴェントの日々を過ごし、クリスマスを迎えることができるでしょうか。待つ喜びをあじわいつつ、神さまの守りのなかで、豊かなときを過ごすことができますように。
「見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は「神は我々と共におられる」という意味である。(マタイによる福音書1章23節)
F I 赤木 敏之